「DEFCON」とは?
正式名称は「Defensive Contributions」です。「守備アクション」をデータで評価し、ポイント化する新システムです。昨年(24/25シーズン)まではありませんでした。
- ポイント獲得条件(ポジションで異なります)
- DF: クリア、ブロック、インターセプト、タックル(CBIT)の合計が10回以上で +2pt
- MF/FW: 上記4項目 + ボール回収(Recoveries)の合計が12回以上で +2pt
- ルール上の注意点
- 加点は1試合につき最大2ptまで(どれだけ守備をしても4ptにはならない)。
- このポイントはボーナスポイントシステム(BPS)にも影響するため、DEFCONを達成した選手はボーナスポイントも獲得しやすくなるという「二重の恩恵」があります。
DEFCON導入で昨年までと何が変わったか?
「クリーンシート(無失点)頼みのピック」はもう古い。これからは「守備の回数」が計算できる選手が最強の資産になる。
どれだけ守備をしても終了間際の失点で守備陣のポイントはほぼ壊滅
CSを逃すとほとんどポイントが稼げない…

だから攻撃参加によってポイント獲得期待値があるSBが人気だったんだね!
CSを逃したとしてもDEFCONで安定してポイントが稼げるようになった
SBの得点関与によるポイント獲得期待値とCBのDEFCONによるポイント獲得期待値が同等、もしくはやや上回った

25/26はマンツーマンディフェンスによる守備の硬さからロングスローやセットプレーでの戦術が洗練されたんだ。そのため、より屈強なCBは得点関与期待値も高くなったこともCBの躍進の一端を担っているよ!
昨年まではどれだけ素晴らしい守備をしても、終了間際の1失点で守備陣のポイントはほぼ壊滅していました。しかしDEFCONの導入により、たとえ失点しても、「タックルやインターセプトを量産する選手」は着実に+2ptを積み上げます。 これにより、下位チームのセンターバックや守備的MFにおいてもポイントを獲得することが容易になり、選択の幅が広がりました。

現状、世界一競争率の高いリーグといっても過言ではないプレミアリーグにおいて無失点で試合を終えるのは至難の業…。それなら得点関与かDEFCONでポイントを狙いに行った方が安定かもしれないね!
戦略:脳の「損失回避」を逆手に取ったピック術
脳は無失点が破れた時の「喪失感」に非常に弱く、それが大きなストレスになります。DEFCONはこのストレスを緩和する「心の保険」です。
1.「攻められる機会が多いチーム」のCBを狙う: 強い相手と戦う時ほど、クリアやブロックの回数は増えます。つまり「失点しそうだけどDEFCONは稼げる」という、これまでなら避けていたピックが正解になるケースがあります。
ただし、2失点ごとに-1ポイントという減点リスクも孕むため注意が必要です
2.アンカー(守備的MF)の解禁: クリアやブロック、インターセプトに加えて「ボール回収」がカウントされるMFにおいて、かつてはピックされることのなかった守備的MFにスポットライトが当たります。ライスやカイセドのようなアンカーが安定して12回以上のスタッツを叩き出します。彼らは「爆発力はないが、毎試合確実に4〜5ptを運んでくる」高利回りの投資先になりえます。
出場時間(出場で1pt、60分以上で2pt)とDEFCON達成で2ptの合計4pt
MFはCSでも1pt貰えるため5ptの場合もあります

- 『攻撃的MFをピックするも不発に終わり、出場時間のみの2pt獲得』
- 『守備的MFをピックして得点関与はないもののDEFCON達成で4pt獲得』
これらが10試合続くとどうかな?2ptの差でも20ptもの差になるよね。これはボディーブローのようにじわじわ効いてくるんだ~。
しかも守備的MFはチームの背骨。途中交代することは少ないけれど、攻撃的なポジションは交代させられることも多く出場時間によるptも怪しい場合があるんだ。
- 世界トップを目指すのなら攻撃的MFをピックして上振れ狙いも必要
- ミニリーグの中であれば安定を取る選択肢もあり
目標によって行動は変わります。計画性と一貫性、そして正しい判断を下すことはFPL以外でも大切ですね。
DEFCONポイント獲得ランキング(25/26 GW31終了時点)
2025/26シーズンGW31終了時点におけるDEFCON達成により獲得してきたポイントが多い選手のランキングです。おまけでDEFCONの回数、90分(1試合)あたりのDEFCON回数も載せておきます。
| 順位 | 名前 | クラブ ポジション | DEFCON達成による獲得pts | DEFCON総数 | DEFCON/90 |
| 1 | Senesi | ボーンマス DF | 44 | 355 | 12.02 |
| 1 | E.Anderson | N.フォレスト MF | 44 | 430 | 13.96 |
| 2 | J.Anderson | フラム DF | 36 | 287 | 10.45 |
| 2 | Tarkowski | エヴァートン DF | 36 | 310 | 10.33 |
| 3 | Garner | エヴァートン MF | 32 | 378 | 12.22 |
| 4 | Ampadu | リーズ MID | 30 | 338 | 12.22 |
| 4 | Lacroix | C.パレス DF | 30 | 296 | 10.72 |
| 4 | Ballard | サンダーランド DF | 30 | 254 | 11.41 |
| 5 | Esteve | バーンリー DF | 28 | 263 | 9.85 |
| 5 | Mavropanos | ウェストハム DF | 28 | 239 | 11.31 |
| 5 | Chalobah | チェルシー DF | 28 | 249 | 8.79 |
- GarnerとE.Andersonは全試合スタメンで出場
- 一番スタメンが少ないMavropanosですら20試合はスタメン
- プレー時間が最も少ないのはMavropanosで1902時間
- その他選手は全員2000時間over
- このランキング上でクリーンシート回数が最も多いのはエヴァートンで11回
- 時点でクリスタルパレスの10回
- 最も少ないのはバーンリーとウェストハムで3回

無失点で最も恩恵を受けるのはDFで+4点だったね。ということは試合にもしっかり出場していて、DEFCONで安定してポイントを獲得しつつ、無失点で大きくポイントを稼いでいるTarkowskiやLacroixは堅い選択肢なのかも?
- 守備機会が多いということはイエロー/レッドカードによる減点やオウンゴールのリスクも高まるため注意
- 今回は主に守備の観点から考察したが、ゴールやアシストによる攻撃面の加点も無視できない
まとめ
DEFCONは、あなたのFPL戦略を「ギャンブル(運)」から「確率論(投資)」へとアップデートさせます。
- DFは「10回」、MFは「12回」の守備アクションを意識せよ
- 地味な選手の加点は、あなたのメンタルを安定させる最高のサプリメント
派手なゴールシーンだけでなく間一髪のスライディングや体を張ったブロック、チームを救うパスカットに歓喜できるようになった時、サッカー観戦が、FPLがもっと楽しめるようになること間違いなしです!

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